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NEVER FORGET SUMMER TRIP vol.4

 

富良野でのキャンプ泊の翌日、朝から予報より早めに雨が降り出す。
九州を越えて日本海側に抜けた台風8号が、東にカットバックして北海道へ上陸。
すでに勢力は弱まって熱帯低気圧になってはいたものの、
大量の雨が降って、旅は停滞しつつも、ゆっくりと先に進んで、旅立ってから8日目。

 

この旅の目的地でもあり、旅の最深部でもある、知床半島へ。

 

 

行ってみたい場所がたくさんある北海道の中でも、いや、日本全国を対象としても、
知床半島はずっと行ってみたかった場所のひとつ。

 

10年くらい前、まだ子供が生まれていなかったときは、毎月のように

北アルプスや八ヶ岳の自然の中を歩き回っていたんだけど、その頃から一度は

行ってみたいと思いつつも、何しろ遠いもんで後回しにしてたら、結局たどり着けなかった場所。

当時ならば間違いなく羅臼岳だの知床連山のトレッキングにアタックしていたんだろうけど、
子供が生まれてファミリースタイルになったゆえ、それはまたしばらくは先の話になってしまったけど、
それでも初めて踏み入れた知床半島は、やっぱり感慨深かった。

 

さっきまで海沿いの港にいたのに、30分も運転したら、植生も変わって風も空気も変わって、
あっという間に標高2000mオーバーの高原のような雰囲気になる、あの不思議な感覚。

知床峠なんて、スカイツリーに毛が生えた程度の高さしかないのに。

この独特な自然環境は、やっぱり他では感じたことないものだった。さすが世界自然遺産。

 

知床五湖巡りはあいにく直前で熊が出現したとかなんとかで、一湖までしか歩けなかったけど、
きっちりと整備された空中歩道は、子供達も安心して歩かせることが出来て、
久々に自然の中をゆったりと歩けたなーって。気持ちよかったぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、知床ではウトロにある国営の野営場に二泊したんだけど、そこがまた最高だった。
といっても、キャンプ場としては、たいして気持ちいい感じの場所じゃあないんだけど、
日本中から旅人が集まってきているって感じがすごくあって。

 

バイクツーリングの旅の途中の宿泊先としてステイした人もいれば、
ここを基点にして登山やハイキングにアタックしていくような山屋さんもいれば、
朝から釣り三昧で楽しんで、魚をさばいて食べてる人もいて、
そのうえ鹿なんかも登場しちゃったり。熊が来ることもあるみたいで、それはドキドキだったけど。

 

キャンプ場というよりは、その名前の通り、野営場。山のテン場の雰囲気に近い感じ。
そこに集まる人それぞれが、自然の中に自分専用の寝床を自分で作って、そこで完全に、
自分のペースで、自分のやりたいことを、自由に楽しんでいるって感じは、
なぜか不思議とセッション的な感覚を得る。あーこの感じ、登山と一緒だ。懐かしく心地よい。

 

夏だというのに夜は気温12度くらいまで下がって、

つい数日前までは40度に迫るような太陽の下でひーひーいってた分、異常に寒かったけど、
フリース着込んでダウン寝袋にくるまりながらも、知床の地でテントで眠れたのは、最高だった。

 

 

 

 

 

旅は続きます。





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