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Spring Hotaka Fes EAST SIDE vol.2


ゲレンデボトムからフルハイクで上がった前武尊ピーク。ガスガスだった雲も抜け大展望炸裂。
ドピーカンな青空に白くきれいな雪、完璧な具合に整っちゃいました、春の武尊祭りDAY2。

前日に立っていたWEST SIDEの剣ヶ峰直下を、対面峰から望んで。手前はEAST SIDEの剣ヶ峰。
前武尊でここが一番の展望スポット。この風景、ヤバすぎですよね。あー、サイコー。


ゲレンデボトムから登ったのは初めてとはいえ、ここまでは過去にも何回も登ってきた場所。
今回の目標は、この先のピーク、家ノ串からのドロップ。未開のエリアなわけです。
そしてここから先は、急激に難易度が上がるんです。滑りじゃなくて、歩行のね。



いきなり登場するのが、最もリスクの高い、剣ヶ峰直下を横切るトラバース。
頭上に広がる剣ヶ峰は、雪崩れたら間違いなくくらっちゃう至近距離に、超急斜の一枚面。
こういう場所に出くわしたとき、しっかりとスイッチを入れられるかってのは、絶対条件な当たり前で、
どうやってトラバースするのか、何をやってはいけないのかっていうことが、わかっているのも、当たり前。
ここまでは本でもなんででも、調べれば入れられる知識だからね。

前日のトラバースの経験も駆使して、いよいよ剣ヶ峰トラバースにチャレンジ。
真下から見上げた剣ヶ峰は、想像以上に斜度があるし、足元は想像をはるかに超えて、滑る雪。
一歩ずつ慎重にスノーシューの歯を噛ませながら、上にも下にも前にも注意し、そしてできるだけ早く。。
本では入れられない実際の経験ってのを、無事に積めました。いやぁー、やりましたぁ〜。





ほっとするのも束の間、この先もしばらくトラバースが続きます。
しかも、足元の斜度はさらに上がって、風と日照の影響なのか、雪はさらに滑る雪に変化。
普通にぼけーと歩いたら、ズルズルって滑って、あっという間に転倒、そしてそのまま滑落。
しかもなっかなか止まんなくて、当たり前のように5mくらいは落ちちゃう感じ。
すげー難しい。滑りすぎて安定せず、全然進めない。ただ歩くってだけで、こんなに難しいとは。。
しかも、うちらが散々苦戦しているなか、ローカル達はサクサクと進んで、
バックアップサポート体勢にまわってもらえちゃう感じで。ああぁー、こんなにも差があるのかと。

色んなBCにアタックして経験も積めてきてるし、夏山もやってるし、それなりに知識も勉強してるしって、
少ーしだけ伸びかかってた鼻を、ポッキリ折られてしまいましたよ。もう全然、足りてないっす。





そんなトラバースに時間をとられすぎて、リーダーは家ノ串までは辿り着けないと判断。
面目ないことに、目的地変更です。ホント、申し訳ない。。本日は、荒砥沢本流にドロップということに。

もちろんかなり残念だったけど、これもまた、BCでは当たり前なこと。全ては自分の力でやるしかないのだ。
焦らずに、ひとつずつ段階を踏んでいかなければいけないし、足りない技術力もつけなければならないし、
その上で、雪や天気などのコンディションに左右されるものなので。また、来年ですね。



そんな落ちそうな流れも、全く落ちないっすよ。なぜなら、目の前荒砥沢本流の斜面が。。ヤバスギ!!!!
ぶっちゃけ、最初っからここ目的地でもよかったんじゃねーのーってくらいに 笑

しばしみんなでゆっくりして、いよいよドロップ。
広めの扇状な沢から徐々に斜度上がりつつ細くなって、最後は再度広がってメロウになる地形。
さっきまでのトラバースで苦しめられてきた滑る雪は、いいかえると、スーパーファインなザラメってこと。
信じられないくらいにスピードが出て、体感したこと無いくらいに板が走っちゃって。ええええーって感じで。
これほどのザラメ、そう簡単には出会えないってレベル。パウダーより貴重な。。
半端ナイ、気持ちよすぎっす。もう。サイコーでした。











そこからは剣ヶ峰直下まで荒砥沢支流方面に登り返し。去年滑って登り返したライン。
去年支流を滑ったとき、ひとつ奥にいい斜面があるなぁと、存在は確認済みだったんだけど、
今回はまさに、そのラインを滑ったわけですね。一歩前進かな。
さらにもうひとつ先には、狙っていた家ノ串から落とす斜面がみえて。これまたヤバそうなライン。
そしてその奥には、さらに先の中ノ岳から落とす、ここからは見えないMOVIEラインもあり。。
この山には、まだまだ行きたいところ多すぎです。懐が深い、スゴイ山です。







小一時間ほど登り返して、ようやく前武尊に到着。
ここから帰り際にもう1本、十二沢を滑れるのが、武尊山のイイところ。
十二沢は過去に何度か滑ってはいるものの。。。今回が最高でした。なにせ雪が走る!!
気持ちよく滑るにはちょうどいい、甘〜い斜度に、広い斜面。適度にうねる地形。
ふぁーっと浄化するような、自然と一体になるようなリラックス感。サイコー。









ショートに少しずつ刻みながら滑り込み、最後まで武尊を独占して、フィニッシュ。
ボトムに着いたときには、そりゃーたいそうな疲労感。でもそれをはるかに超える充実感。
ホックホクでハイタッチ。最高の1DAYをメイクしちゃいました。イエイ!!


ゲレンデハイクでリフトのありがたみを痛感して、BCハイクで自然の山の気持ちよさを再確認して、
霧氷にムヒョーってなって、雲海にウンカーイってなって、
トラバースでドキドキして、自分の力の無さにくやしさとまだまだ感を感じまくって、
最高のザラメと斜面を滑ってギンギラフォーフォーぶちアガっちゃって。。
いやぁー、もう。もう。もう。濃密すぎっす。1DAYとは思えんよ。サイコーでした。

全てをアテンドしていただいた、武尊ローカルのふたり。ホント、感謝です。リスペクト。
やっぱ、ローカルってすげぇーなあって、感動しっぱなしで、とにかく勉強になりました。
どこに何があるとか、どこの雪が落ちやすいとか、何年もずっと積み上げてきたからこその生きた経験。
SNOWBOARDを楽しみ続けるためには、技術的に上手くなるだけじゃなくて、それも大事だけど、
雪山への知識と経験、敬意と情熱、必要なことはたくさんあるなぁと改めて感じたわけです。
まだまだやるべきことはたくさんありますね。やるべきことはやりたいこと。楽しみが増えました。

ぜひまた次のTHE DAYに。SESSION出来ることを楽しみにしてます!!



Respect Hotaka locals and Mt.Hotaka!! Thank you  nice session buddy!!





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