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PRIMAL


去年はガクブル状態のまま突入し、がっつりズッコケて、結果は無茶苦茶だったわけだけど、
そんなんはあっさり超越して、あの場にいれてよかったと、目細めながらニヤニヤ語れた、そんなイベント。
大会とか、競争とか、勝負とか、SNOWBOARDにおいてそういう類のものにはいっさい興味がないんだけど、
これだけは別。今年も懲りずに出てきましたよ。天神バンクドスラロームです。


名の通ったレジェンドライダーから、無名でも下克上を狙いまくってるライダー、各地の山の番長、
隙ありゃ滑ることばっか考えてるスキモノメーカー、スキモノメディア、スキモノSHOPオーナーなどなど、
SNOWBOARDINGに長いことがっつりどっぷりはまりきったDEEPER達がたったひとつの山に揃うわけで。
総勢275人のエントリー。相変わらずの、ものごっつい雰囲気です。

それでもその環境に勇気を持って足を突っ込むってのが、初出場な去年のテーマだったわけで。
どアウェイでドッキドキのバックバクだったけれども、突っ込まなきゃ見えない世界があると信じて。

そして今年。もちろんドキドキはしてたけれども、去年に比べりゃずいぶんとマシな感じ。
他の参加者の中にも少しずつ、顔見知りの人や、一緒に滑ったことがある人も増えてきて。
「また会いましたね」「やっぱり来たね〜」って感じで、トークセッションも出来るような。。
去年頑張って踏み出した一歩で、ちょっとだけど確実に、あっち側に近づけたような感じ。
嬉しいっすよ、そりゃ。大会で勝つより嬉しいっす。勝ってないけど 笑

出てみたいけどおっかないなぁって悩んでる人、大勢いると思うけど、絶対に出た方がいいですよ。
成績なんか関係ない。突っ込まなきゃ見えない世界は、やっぱりあると思います。
太くて深くて広くて濃い、スキモノ達が作り出すSNOWBOARDINGサミット。
シンプルにただ自然の山を滑るという遊びの原点、そして楽しむというマインド。サイコーです。


さて、そんな前置きからの、今年のバンクドスラローム。
大会初日は春一番からの爆弾低気圧にて、スーパーストーム。ゴンドラも動けないっちゅう具合で、中止。
いきなり大波乱の幕開けです。



猛吹雪は容赦なく1日中続いて、翌日も朝も降雪が続き。3日かけて造ったコースは完全埋没。
リアルに完全中止なんじゃないかって思っちゃったくらい。
そんな状況の中、うちらがパーティーでへべへべやってる中、夜を徹してコースを掘り起こし続け、
翌朝もばっちりコースの整備をし続けた主催スタッフのマインドには。。頭が下がります。感謝。





そんな感じになんとか大会はスタート。予選は無し、本番1発勝負。
コースアウトしようと、ころげようと、ホワイトアウトで見えなくなろうと、1発のみ。
攻めすぎてOBする者、慎重にいってもころげる者、不運にもホワイトアウトをくらっちゃう者。。
SNOWBOARDっちゅうのは1本1本が全て違うわけで。
これぞまさに「This is SNOWBOARDING」。間違いなしっすね。

さらには、降り続いた雪のおかげで山は完璧な極上コンディション。
「わざとコースアウトしてそのままパウダー食いに行っちゃうってのも手なんじゃ 笑」
みたいな、本気とも冗談ともとれるような話題がそこらじゅうで行われる感じ。
実際に各ラインでとんでもないパウダーSESSIONが行われてたようで。。バンクドよりアツかったんじゃ 笑

そしてうちらは、さすがに当然、パウダー優先。
インスペクションの列に並ぶことなく、端から端までいただいて、その後もザック背負ってBCエリアに。
比較的安心できた北斜面の樹林帯から、最後はバッキバキに極まったスティーブな面も。あーもう、サイコー。
パウダーがあまりによすぎて、出走ギリギリまで滑り続け、あやうく遅刻で出走取り消しになるとこでした 笑









そしてバンクドスラローム。
今年も難解なコースにやっつけられました 笑
当たり前のごとくころげてタイムロス、なんとかコースアウトまでは耐え切って、
ひよひよいいながらゴールまで。。。今年も完走だけはなんとかやりきったって感じっす 笑

それでも、仲間内からチャレンジクラス入賞者が2人も出て。いやーー嬉しいし悔しいし切ない。。
でもおかげで少し、自分でもやれるんじゃないかって気持ちになりました。
レジェンドクラスになるまであと10年弱、なんとかそれまでに。。目標ですね。















最後の表彰式。
このように各クラスの上位入賞者が表彰されるのは当たり前なんだけど、
天神バンクドスラロームでは、天神平・谷川岳のSNOWBOARDINGシーンを支えている人に、
感謝の表彰があるんです。最高に素晴らしいマインド。今回も、カメラマンの遠藤さんだったり、
天神平のパトロールだったり、大会運営の裏方さんだったりに表彰の盾が贈られ、
最後は長年谷川岳の山岳警備のフロントラインに立ち続けている、沼田署の新井さんに功労賞の授与。





水上のローカル達が、いかに自分達のフィールドを大切にして、山を愛して、SNOWBOARDINGを愛して、
ローカリズムとカルチャーを育んでいるのかってのが、すごくよく伝わる表彰式。
ホント、かっこいいっす。この大会に出てよかった、この場にいれてよかったって、一番感じる瞬間。

シンプルにただ自然の山を滑るという遊びがSNOWBOARDの原点。
それをアツく支えるローカリズムとカルチャーも、SNOWBOARDの原点。

天神バンクドスラローム、最高のイベントです。
大会を運営してくれたスタッフ、あの時あの場所にいた皆様、そしてMt.谷川岳天神平、サンキュー!
また来年会いましょう!!




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