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TATEYAMA SUPER 2DAYS vol.1


「全ての冬は立山に通ず」そんなシーズンの最後を飾るに相応しい、日本の宝・立山。
初アタックだった去年に続いて、今年のバックカントリーの集大成という意味合いも込めて、
シーズンラストはここで締めようと、シーズン前から思ってました。
5月12日、13日の2dayアタック。本当に素晴らしい、一生忘れられないような、スーパーTHE DAYな二日間。
メイクしてきました。


予定通りだけども、それでも直前までとにかく悩みました。

理由は天候。直前水曜日から木、金と降雪あり。積雪もあり。この時期の大量積雪は危険なんです。
同行予定のyossyさん、しんペー君とは、1週間ほぼ毎日、かなりのパターンを想定し、
行くのか、行けるのか、行けないのか、行かないべきかを綿密に議論し続けました。

その上で、出した結論は、GO。

結果論でいえば、僕は頼れる二人の意見に乗っかるだけで行く/行かないの結論まで出せたと思うけど、
そうはしないで、事前にそれぞれが情報を仕入れて、自分で状況を予想し、考えて、判断し、
それをぶつけ合って議論できたのは、すごくよかった。
リスクに対する考え方や、行動イメージを共有化できて、お互いの信頼感が強まったし、
実際に現地でも、この議論の延長上で全てを行動できて。
なんとなく上手くいった、無事だったっていう感覚よりも、しっかり自分達で成功させたって感じが強い。
素晴らしいRIDING、ハンパなく気持ちイイ思いはたくさんできたけど、
それと同じくらい心に残ってるのが、ココ。
すごく勉強になったし、BCにおける今後の方向性のイメージも出来て、かなりイイ経験になりました。
まだまだ頼ってる部分も大きかったですが。。皆様に感謝です。


そんな前置きがありつつ、さて、当日。

初日は、室堂で雪。予想通りで想定以上に期待外れな真っ白ガスガスコンディションからスタート。



ここでさらにルートと行動とリスクポイントのチェックを行って、チーム全体の意識を統一し、
登り途中でも雪の安定性をチェックし、視界と風の状況も加味した後、一の越から雄山谷DROP。
それでも、うまい具合に流れがこないで、ガスは晴れたと思ったらすぐに濃くなったりな状態。
結局は途中で登り返して、山荘撤退を決定。残念だけど、しょうがない。







ほとんど効かない視界の中、等間隔で離れすぎず滑り降りていく。
自分は最後方から全体を見ながら、ゆっくりと、安全第一で。
はぐれちゃう人が出ないように、しっかりと列をみないと、でも視界悪いな、あんま見えねーー
あれ、なんか前の人の速度上がったような。。いやいや、明らかに左右に振りながら滑ってるよ。
ん。。ていうかなんかフォーフォー声が聞こえてきたような。。

フォーーーーー!!



滑っていくとどんどんガスが抜けて、視界も取れるようになって、沢トレインSESSIONに。
ボトムについて、たった今の奇跡に、みんな大興奮。満場一致で登り返し決定で、もう1本。
2本目。視界はさらに晴れてきて、全員で両サイド当て込みまくってぐいんぐいんな3D RIDING。
ガスガスのフラストレーションは一気にぶっ飛んで、みんなホックホクな表情でハイタッチ炸裂。





登りがキツイ。ガスで思うように滑れない。強風。寒い。危ない。。
色んなネガティブな要因があって、思うようにいかないことは、決して少なくないけど、
たったの1本のRIDINGで全てを覆せちゃうんだよね、バックカントリーは。
改めてバックカントリーの魅力を感じれたなぁ。ホント、すごい遊び。




そんな風に、みんなで助け合って登って、上手くいかない流れも超えながら、
素晴らしい1本をメイクできれば、素晴らしい流れがくるんです。

山荘に戻った頃には、雲はほとんど晴れて、スーパーファインビュー。

これはもう1本、スゴイの狙えるぞと、タイミングを見計らって、PM6時にハイク開始。
普通なら雪山にいることがありえない時間帯。この時間から登りだせるのが、立山の凄さ。
そう、雪面が真ピンクに染まった、SUNSET RIDEが狙いです。





山荘正面を登ること30分。タイミングジャストで陽が沈み始める。
山の上でのサンセットは今まで何度も見てきたけど、こんなにもピンクな世界は初めて。
こんなグラデーションは、見たことない。スゴすぎる景色。感動です。
そして雪面に立っているのは、僕らのパーティーだけ。
この空間、この空気、この景色、この雪を、僕らだけで独占。
今まで色んなパウダー滑って、色んな斜面滑って、色んな景色見てきたけど、
こんなに贅沢な気分を味わえたことはなかったなぁ。感無量。



お待ちかねのSUNSET RIDEは一人ずつ。僕は1st DROPをいただけました。
すげーーードキドキしたけど、滑りだしたら、雪は最高の状態でいてくれて、
全身の感覚がピリピリするくらい、素晴らしい、ホントに素晴らしい、最高の1本。
もしかしたら今までで一番気持ちよかったかもしれない。。。
SNOWBOARD人生史に残る、スゴ過ぎる1本、メイクっちゃいました。

そんなSPECIALな1本をyossyさんが撮影してくれました。大々々感謝。rider ai。



滑り終えて、PM7時。ちょうどサンセットが終わって、闇に包まれだす時間。
沈む太陽とは裏腹に、気持ちはまだまだ上がりっぱなしで。

最高な1日でした。全てに感謝です。




そして最高な1日は、もう1日続きます。






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コメント
すばらし立山でしたね!!僕もその日にTNFのツアーに参加したかったのですが・・・
  • tetsu0610
  • 2012/05/15 10:57 PM
tetsuさん > どうもです!素晴らしい立山でした!
室堂山荘に高久さんいらっしゃいましたよ〜
参加されていましたら、お会いできたかもしれませんね。
また、次のチャンスですね!
  • Key
  • 2012/05/16 9:06 AM
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