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Big Challenge


日曜日、晴れ。ポカポカの春陽気。今回も登って滑ってきました。
狙ったのは、谷川連峰の西端の平標山。
去年の6月の無雪期に登ったときに、稜線での抜群の気持ちよさは体感済み。
チャンスがあれば積雪期に登ってみたいなぁと思ってて、
地形図見ながらのイメージングはずっとやり続けていた山。

ただし、麓にゲレンデは無いから、リフト無し1000mフルハイク。時間にして5時間弱のハイクアップ。
これだけの行程のBCを、ガイド無しで自分達で組み立ててやりきるってのは、
今までの経験したBCの中でも最大のチャレンジ。
でも、ある意味で、そういったチャレンジ無しでは見えてこない部分もあるし、
夏山登山、冬山軽登山、冬山BC、と少しずつは確実に経験を重ねて、まったくの無謀な挑戦ではない。
そして、やるならば晴天の春の時期がベストだろうと。今シーズンの目標の最大値だったわけです。
かなりのアドベンチャーだったけど、無事にやりきってきました。


アドベンチャーは、いきなりのルート間違いからスタート。
尾根まで上がれば問題なくピークに到達できるはずと、直登。これがまた、超急斜面 笑
なんとか登りきったものの、その尾根は木が密で、かつ雪は少なく、かなり歩きづらい道。
もちろんこんなラインは、トレース無し、人の気配なし 笑
尾根南面には、風で飛ばされた雪がこんもり溜まってて、一見歩きやすそうも、
木がないラインは地面もないとはよくいうので、ギリギリ地面があるところを登る。
進むとやっぱり雪が落っこちてて、行き止まり。逆側に巻いてさらに進む。
道迷いはなかったものの、途中人の気配を感じれたときには、さすがにホッとしたぁ。















そんなこんなで、自分らであーでもないこーでもない言いながら、
地図とGPSでルート確認しつつ、一歩一歩進んで、自然の自由を想定以上に感じながら、
ようやくドロップポイントの稜線上まで到達。

立った稜線は、真っ白の世界。
当然森林限界を超えてるんから木は全く無くて、人工物ももちろんなくて、
こんもりゆるい平標山と仙ノ倉岳はまるで丘みたいに見える。で、その上にあるのは、空だけ。
さすがの谷川連峰。素晴らしく気持ちがいい世界。サイコーっす。
そして、そんな場所に自分らの力だけでプロダクトして登ってこれたことにまずは感無量。







稜線の風をじっくり味わいながら休んだ後は、いよいよドロップ。
滑り降りるラインは、登りながらも斜面の状況を逐一確認して、雪崩れてる面も目視して、
あーでもないこーでもないといいながら検討し、
その上で地図と照らして斜度の雰囲気や沢の形状も確認し、最終的には上から目視して確認して、
決めたのは正面のヤカイ沢の支流北面の木の間を落としつつ、
そのまま疎林の小尾根に入って高度を下げて、
最後斜度が落ち着いたところで沢ボトムに合流して滑り落とすライン。
基本セーフティ予測ながら、誰も滑ってない、ノートラックなライン。ドキドキっす。

いざドロップしてみると、滑りながら自分で切ったトラックがきっかけで
前日降った重雪の面の小規模表層湿雪雪崩れがバシバシ起こるような雪。
しかも雪はねっとりモチモチ激重の超ストップスノー。
ターンするのにえいやーってきっかけ作らんと曲がれないくらい。
そんなコンディションなもんで、気持ちええわーーぴょーーって具合に滑れるわけもなく、
ドキドキハラハラ慎重に滑って下りる感じ。緊張しました。
その後、疎林に入って斜度が緩んでからボトムまでは、
ようやく雪も安定して(ねっとりはしてたけど)、少しは開放して楽しんで滑れたかな。













そんな感じも、登りに比べればホント、あっという間におりてきて、ボトムから再度見上げるピーク。
さっきのさっきまであそこにいたとは思えないくらい、高くて、デカいスケールな稜線が丸見え。
登る前に見上げたときとは、まるで違う感覚。イエーイ。
無事にやりきった達成感と満足感で、今回もホクホクでハイタッチ。
そしてそれ以上に込み上げる疲労感 笑



しかし今回は、登りも下りも自分でラインから組み立てて、大きなチャレンジでした。
終始緊張感もたっぷりだったし、さらには行程的にも最長だったし、そりゃ疲れるね。
それゆえ最大限に大きな経験になり、自信にもなりました。
過信にしちゃあいけないし、反省点や疑問点は精査しないとダメだけど、
今シーズン中にこの壁を越えれたのはデカイなぁ。来シーズン以降に存分に影響する一歩。
充実な1DAY、大満足です。そしてもちろん、最高に楽しめました。



Big challenge is successful!!





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コメント
いやはや、今回も素晴らしいチャレンジでしたね!見ててワクワクしました!
  • tetsu0610
  • 2012/04/17 7:43 PM
tetsuさん > 今回はチャレンジの度合いが強すぎでキャパオーバーしてた部分も強いっす。
だいぶ危なかったし、時期も遅すぎだったかな。。
そういうのも含めて、まだまだまだ、勉強中ですね。
とばしすぎないで積み上げないと!
  • Key
  • 2012/04/18 9:05 AM
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